Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

宮廷画家ルドゥーテ

最近、うちの仕事場に時々お見えになる「絵の先生」が、

「ルドゥーテの展覧会、いいですよ」とおっしゃっていたので、

昨日、四条に出たついでに京都高島屋へ観に行ってきました。

宮廷画家ルドゥーテ 花の美学展

 

ルドゥーテはマリー・アントワネットやナポレオン皇妃のジョセフィーヌに仕えた

ベルギー生まれの宮廷画家です。

ルドゥーテの作法は、点刻彫版による多色刷り銅版画に

手彩色で加筆と修正を施してあるそうです。

その作品の精巧さといったら!

もう感嘆のため息しかでません。

(ムスメはひとつひとつを真剣に見すぎて、疲れたと言ってました…^-^;)

写真という技術がまだなかった時代、

彼の作品は植物学上においても貴重な資料だったと言います。

美花選

美花選

この本には薔薇をはじめ、いろいろな植物画がおさめられています。

今回の展覧会ではこの「美花選」の全作品を見ることが出来ました。

そしてその中には、なんと日本の椿などもあるのです。

当時の宮廷の庭園に、遥か彼方東洋の国の植物も、

海を渡って植えられていたという事実に驚きました。

そう言えば、アジサイももともとは日本のガクアジサイが原種で、

西洋に渡ってから品種改良されて、今のような形になったのですものね。

もうすでに品種改良された西洋アジサイも、作品の中にありました。

東洋の花というのは、西洋にとっては魅惑的なもののひとつだったのでしょう。

そして、今日見た花の中でへぇっと思ったのは「ニチニチソウ」です。

今では夏にはどこででも見かける「ニチニチソウ」。

それがこの時代には珍しい植物だったみたいです。

家に帰ってから調べてみると、ニチニチソウはもともとはマダガスカル原産なんだそう。

この時代にヨーロッパにもたらされ、

そしてまた日本にやってきて、今日に至るってことなんでしょうね。

 

Les Roses バラ図譜 【普及版】

Les Roses バラ図譜 【普及版】

この本、欲しい…。(クリスマスプレゼントでもいいよ♪←って、誰に言ってるのか、笑)

でも、結局買って来たのは、こっち↓ (^-^;

宮廷画家ルドゥーテ ポストカードブックシリーズ 「薔薇採集」

宮廷画家ルドゥーテ ポストカードブックシリーズ 「薔薇採集」

 

そう言えばルドゥーテの絵はどこかで見たことがあると、さっき本棚を探したらありました♪

野の花の本 ボタニカルアートと花のおとぎ話

野の花の本 ボタニカルアートと花のおとぎ話

クラッシックなボタニカルアートのしょっぱなの紹介がルドゥーテでした。

やはり彼の作品が、ボタニカルアートの原点なのでしょうね。