Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

「野の花さんぽ図鑑」

昔から長谷川哲雄さんの植物画が好きです。

我が家の本棚には、

「のはらのずかん」とか「木の図鑑」「野の花のこみち」などが

おさまっています。

けれどもいずれも大判で、しかもハードカバーなので、

あくまで家で楽しむための本でした。

野の花さんぽ図鑑

野の花さんぽ図鑑

この「野の花さんぽ図鑑」は、やや小型で、しかもソフトカバーなので、

ポンとカバンに入れやすいです。

筆者のまえがきに

「本書は、ほぼ2週間ごとに移り変わる日本の季節の変化を追って」

とあるように、この本では二十四節気にそって、植物の葉や花だけでなく、

根や、花の断面、実なども含めて紹介されています。

また、その節気ごとにちょっとした文章が添えてあり、

それがまた季節を感じる読み物になっています。

散歩で見つけた植物の名を調べるのはもちろん、

季節が「あ、変わったな」と思った時にも、

本棚から取り出して読むのもいいかもしれません。

 

また、「風の小径」のほうでも紹介した

「野の花さんぽ図鑑ー木の実と紅葉」では、

表題のとおり、木の実と紅葉について詳しく載っています。

これからの季節に、とても役立つ1冊となりそうです♪

野の花さんぽ図鑑―木の実と紅葉

野の花さんぽ図鑑―木の実と紅葉