Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

Fantasyの思い出。

このところ、大物アーティストの訃報が続くけれど、

今日はモーリス・ホワイトが亡くなったとのニュースが入ってきた。

74歳だったそうだ。

EW&Fもなぜだか夏になると聴きたくなるので、

私のiPhoneの中にはアルバムが入っている。

 

太陽神

太陽神

 

 私がEW&Fを知ったのは、

たしか高校の友人がEW&FのLPを何枚か学校に持ってきたのがきっかけだったような気がする。

まだ、ディスコでこの曲が流行る前の話だ。

彼女は今まで出逢った女の子と一味もふた味も違っていた。

どこか都会的な感じがしたのは、お父さんが某局のアナだったからかもしれない。

音楽の趣味もすごく洗練されていた。

そのうちお父さんの転勤に伴い、彼女は卒業を待たずに東京へ行ってしまった。

大学生の頃、ふと見た某ファッション雑誌の街角のおしゃれな人という特集で

彼女が載っていたので、さすがと思ったことがある。

EW&Fを聴くたびに、そんなおしゃれだった彼女のことをちょこっと思い出す。

 

その後、私が大学生になった頃はもう世の中はディスコ全盛時代で、

EW&Fも、アバも、ビージーズも、マイケルも、

みんなあれよあれよと思う間に、ディスコミュージックになってしまった。

それでなんだか自分の手から離れていくような気がしたのは、

ひねくれたファン心理だったかもしれない、^-^;;

 

清々しいほどの(?)ファルセットヴォイス。

今夜はこの曲を聴いて踊りながら寝ることにします。

素敵な歌声をありがとう。