さいとうちほさんの「とりかえ・ばや」13巻にて完結。
最後はみんな丸くおさまって大団円だった。^-^
(約1名、石蕗の中将だけが残念なヤツなままだったけれど、^-^;)
もともとは、平安時代に書かれた古典「とりかへばや物語」がベース。
この話が男女入れ替えの最初の物語となるのかな?
さいとうちほさんの漫画は原作通りではなく、
だいぶアレンジがされている。
なので、どのように結末を持っていかれるのか?
それがずっと気になっていた。
最後は少女漫画らしい終わり方になっていたと思う。
(最終巻の巻末に原作通りだったら…のおまけがついていて、
これはこれで笑ってしまった。)
氷室冴子さん原作/山内直実さん漫画の「ざ・ちぇんじ!」も
以前読んだことがあるけれど、
こちらはどちらかというと、コメディタッチな感じで
たしか睡蓮と沙羅双樹が入れ替わるところでお話は終わってしまう。
一方、「とりかえ・ばや」のほうは、
睡蓮と沙羅双樹が入れ替わってからの話に
結構重きをおいていたように思う。
特に睡蓮が男として成長していくところは見所のひとつ。
そして沙羅は姫になっても、最後まで沙羅らしかったなぁ…とも。^-^

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↑原作の「とりかへばや物語」
そもそも 平安の時代に、こんなトランスジェンダーな話が書かれているとは驚き。
作者は不詳とのことだが、こうして現代にまで語り継がれてきたということは、
どの時代にも少なからずこの話が受け入れられてきたからなのだろう。
↓物語のあらすじはこちらでどうそ。
トランスジェンダーな話といえば、
この間、志尊淳が演じたNHKドラマ「女子的生活」もあった。
志尊淳の女装がすごかった。
もともと男の人って知っていることもあって男性の女装という感じなのだけれど、
時々、本当に女の人に見える時もあった。(おそるべし志尊淳。)
(そして、ミニスカートだと足が細くてスタイル抜群で、もうびっくり。)
4話で終わってしまったけれど、
もう少し、みきの女子的生活、みたかった気もする。
ところで、さいとうちほさんの「とりかえ・ばや」
アニメ化したら面白いと思うんだけれど、どうかな?
ー⭐︎ー
ちょうど今、期間限定(〜3月15日)で3巻まで読めるようなので、
貼り付けておきます。

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