Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

アンネのバラ-Souvenir d'Anne Frank-

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ムスメの学校に「アンネのバラ」と呼ばれる薔薇が植えられています。

これは何年か前に、どこからか苗木を譲り受け、

ボランティアのハハたちの手で植えられたものです。

(どこから譲り受けたかは失念してしまいました。^-^;)

アンネのバラはもともとは有償化が禁じられていたので、

人から人へという形で全国の主に学校や教会に広まっていきました。

(何年か前に解禁になり、今現在は販売されているようです。→アンネのバラ

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アンネのバラ-Souvenir d'Anne Frank-は、ベルギーの薔薇の栽培家が育てた新種のバラで、

アンネのお父さんであるフランク氏に贈られたものでした。

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そしてフランク氏から10本の苗木が日本にはじめて贈られてきたのが1972年。

最初の10本は日本に来る途中で9本は枯れてしまい、

ただ1本だけが生き残っていたそうです。

その後、ふたたび10本が日本に贈られ、

そのバラが挿し木によって広がり、今では全国各地(の主に学校)で、

見ることが出来るようになりました。(その数1万本以上とか。)

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咲きはじめは、このようなちょっとオレンジっぽい黄色です。

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それが次第にピンク色に変化していき、

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このような艶やかな色の薔薇になっていきます。

まるで少女から大人に成長していくような…そんな変化が見られる薔薇なのでした。

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ムスメも最終学年なので、この薔薇を見る機会ももうそうそうないかもしれません…。

(そう思うと、寂しい…。)

アンネのバラ

アンネのバラ

 

 バラの季節によせて♪