Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

霜ばしら

こすもも (id:jandy1969)さんの「人間の土地 - 山ノオト 食ノオト」という記事のなかに

霜柱の写真がありました。

その写真を拝見して、そう言えば、霜柱って久しく見たことないなぁ…なんて思っていました。

そうしたらその日の夜、オットが仙台で「霜ばしら」というお土産を買って帰ってきたのです…

霜柱違いですが、なんと気分的にはタイムリーなお菓子なんでしょう♪ ^-^;

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このお菓子は冬季限定のお菓子らしく、私も今回はじめて知りました。

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缶をあけると、一瞬、ベビーパウダー?と思うようなさらさらの粉(らくがん粉)が

敷き詰められていました。

ところどころ見える棒のようなものが今回のお菓子。

それを壊さないように、そぉっと引き出してみます。

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中味はこんな繊細な晒し飴*1のお菓子。

割ってみると、ほんと霜柱にそっくりです。

ムスメは名前も知らずに食べて「まるで霜柱を食べているみたい」と、

まさにその名前を言い当てました。

(それぐらいソックリなんです。)

口にふくむと、ふわりととけていく感じもまた、繊細な糸のような氷が溶けるがごとく。

お味はとても上品な甘さ、飴であることを一瞬忘れそうになります。

発売時期は十月から翌四月。

春の訪れとともになくなるというのも、まさに霜ばしらという名前にふさわしいですね♪

九重本舗 玉澤

 

*1:水飴に少量の砂糖を加えて熱し、煮詰まったら熱いうちに機械などで何度も原料を織り込み、混ぜ込んだ空気により色を白くした飴。wikipediaより