Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」

アニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」が始まった。

原作は「このライトノベルがすごい!」で、

2018年と2019年と2年連続1位を獲得したそうだ。

アニメが始まる前に、

コミカライズもされているので、まずはコミカライズ版を読んでみた。

そして続きが気になったので、第二部からは原作を。

うむ、これは確かに面白い、と思う。

(あとから第一部の原作も読んでみたけれど、

これはコミカライズされたものより、ちゃんと小説のほうを読んだほうが面白い。)

 

 原作は、第一部から第四部まで現在20冊出ていて、話はまだ続いている。

第四部の最終巻が今年度末に出る予定で、その後最終章に移るそうだ。

実は私はこの20冊を10月に入ってから一気読みした、^-^;

ここ最近、ライトノベルのいわゆる転生ものと呼ばれるものを

いくつか読んでみたけれど、これはダントツに面白いと思う。

この作者の方、主人公と違わぬぐらいに本好きなのだろう。

いろいろな知識に基づいて、本を書かれていると感じた。

私もこの小説を読みはじめてから、あらためて紙の歴史を紐解いてみたりして、^-^;

そして、和紙ってすごいなと思ったのだった。

日本人って、いにしえより外から伝わった技術を

自分ところで発展させるのが得意だったんだなぁと思う。

障子とか襖とか和傘とか、紙をこんな風に発展されるのは日本人ならではかも。

(あ、話がそれたので元にもどします。)

 ー★ー

ここからは少々、原作に出てくる品のネタバレ要素を含むので、

読みたくない人は、アニメの動画紹介まで読まずに飛ばしてください。m(_ _)m

(話の内容というより、話の中に出てくるものについての話です。)

 

この小説を読んで、羊皮紙のこととか、書字板とか、

調べてみるとけっこう面白かった。

 

ja.wikipedia.org↑羊皮紙って、今でも重要な文書に使われたりしてるんですね。

 

ja.wikipedia.org↑ 書字板について。

書字板って、結構、歴史古く、そして長く使われていたんですね。

この小説読むまで、そんなこと知らなかったわ。^-^;

 

『スープの完成形』・コンソメを紹介!【スープ大辞典】

ダブルコンソメというスープの完成形というものも、

この小説ではじめて知った。^-^;

この作者、お料理にも相当詳しいとみた。

 

 

 アニメはネット配信で見ているので、現在2話まで。

街並みは古いヨーロッパのよう。

そして農村は、ミレーの絵のようだし、川の様子はスーラの絵のようだ。

(風景は印象派の絵を参考にしているとみた。)

綺麗に作画された絵だと思う。

第一話を一緒に見てたオットとムスメが、

要するに活版印刷するんやな?と言うので、

いやいやそこまでの道のりはながいんだよと思いつつ、

だいたい第一シーズンで、グーテンベルクまで到達する?

HPを見ても、何話とかシーズンとかそんな言葉に触れてないことから、

視聴者の反応を見て、続きを作るかどうか様子を見ているのかもしれない。

できれば最終章(まだ小説もできてないけれど、笑)まで

地道に作って欲しいものだと思いつつ、

今、小説を読み直しているところです。

(がーっと一気読みしたので、ゆっくり読みなおししてる。)

 

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