アニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」が始まった。
原作は「このライトノベルがすごい!」で、
2018年と2019年と2年連続1位を獲得したそうだ。
アニメが始まる前に、
コミカライズもされているので、まずはコミカライズ版を読んでみた。
そして続きが気になったので、第二部からは原作を。
うむ、これは確かに面白い、と思う。
(あとから第一部の原作も読んでみたけれど、
これはコミカライズされたものより、ちゃんと小説のほうを読んだほうが面白い。)
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「兵士の娘I」 (TOブックスラノベ)
- 作者: 香月美夜
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
原作は、第一部から第四部まで現在20冊出ていて、話はまだ続いている。
第四部の最終巻が今年度末に出る予定で、その後最終章に移るそうだ。
実は私はこの20冊を10月に入ってから一気読みした、^-^;
ここ最近、ライトノベルのいわゆる転生ものと呼ばれるものを
いくつか読んでみたけれど、これはダントツに面白いと思う。
この作者の方、主人公と違わぬぐらいに本好きなのだろう。
いろいろな知識に基づいて、本を書かれていると感じた。
私もこの小説を読みはじめてから、あらためて紙の歴史を紐解いてみたりして、^-^;
そして、和紙ってすごいなと思ったのだった。
日本人って、いにしえより外から伝わった技術を
自分ところで発展させるのが得意だったんだなぁと思う。
障子とか襖とか和傘とか、紙をこんな風に発展されるのは日本人ならではかも。
(あ、話がそれたので元にもどします。)
ー★ー
ここからは少々、原作に出てくる品のネタバレ要素を含むので、
読みたくない人は、アニメの動画紹介まで読まずに飛ばしてください。m(_ _)m
(話の内容というより、話の中に出てくるものについての話です。)
この小説を読んで、羊皮紙のこととか、書字板とか、
調べてみるとけっこう面白かった。
ja.wikipedia.org↑羊皮紙って、今でも重要な文書に使われたりしてるんですね。
ja.wikipedia.org↑ 書字板について。
書字板って、結構、歴史古く、そして長く使われていたんですね。
この小説読むまで、そんなこと知らなかったわ。^-^;
↑
ダブルコンソメというスープの完成形というものも、
この小説ではじめて知った。^-^;
この作者、お料理にも相当詳しいとみた。
アニメはネット配信で見ているので、現在2話まで。
街並みは古いヨーロッパのよう。
そして農村は、ミレーの絵のようだし、川の様子はスーラの絵のようだ。
(風景は印象派の絵を参考にしているとみた。)
綺麗に作画された絵だと思う。
第一話を一緒に見てたオットとムスメが、
要するに活版印刷するんやな?と言うので、
いやいやそこまでの道のりはながいんだよと思いつつ、
だいたい第一シーズンで、グーテンベルクまで到達する?
HPを見ても、何話とかシーズンとかそんな言葉に触れてないことから、
視聴者の反応を見て、続きを作るかどうか様子を見ているのかもしれない。
できれば最終章(まだ小説もできてないけれど、笑)まで
地道に作って欲しいものだと思いつつ、
今、小説を読み直しているところです。
(がーっと一気読みしたので、ゆっくり読みなおししてる。)