Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

ふゆめがっしょうだん

神社の境内に銀杏の大きな切り株があって、

春にはたくさんの蘖が出ていました。

昨日通りかかったら、すっかり葉を落として

一見枯れているように見えたのですが、

その枝をよく見たら、冬芽とその下には小さなお顔がありました。

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「パッパッパッパッ みんなは みんなは きのめだよ。」

思わず口について出るのは「ふゆめがっしょうだん」のこのフレーズ。

ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

この木の芽の下にあるユーモラスなお顔は、

落葉した葉っぱの柄のあとなんだそうです。

どの木にもよおくみると、いろんなお顔の表情があって楽しいです。

上の写真の銀杏の木の芽のお顔は、ちょっとつり目でおちょぼ口の女の子みたい。

大きな樹の木の芽は背が届かないので探しづらいですが、

紫陽花などはわりとわかりやすいです。

散歩の途中に冬芽を探すのも、この時期ならではの楽しみです。^-^

 

(おまけ)

だって春だもん

だって春だもん

この本の表紙の木の芽はまるでバンザイをしているみたいに見えます♪

もうすぐ、立春。

春の足音がそろそろ聞こえてくる季節です…。