Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

RICKIE LEE JONES duchess of coolsville An anthology

高校時代、ずっと音楽をかけながら勉強していました。

その頃はもちろんTSUTAYAもなければ、iPodYouTubeもない時代。

ひたすらラジオのFMで新曲をエアチェックし、

どうしても欲しいアルバムだけ、少ないおこずかいを工面して、

1枚、また1枚と集めていったものでした。

 

その頃、大好きだったアーティストの一人がリッキー・リー・ジョーンズです。

彼女のファーストアルバム(邦題)「浪漫」は、どれだけ聴いたことか。

他にも女性ヴォーカルはいろいろ聴いたけれど、今でもよく聴いているのは

リッキー・リー・ジョーンズだけかもしれません。

 

先日、久しぶりにそのリッキー・リー・ジョーンズのアルバムを購入しました。

「duchess of coolsville  An anthology」

洋盤のベストアルバムで、今までの曲がABC順に並んでいるというもの。

相変わらずジャケットが渋いです。

邦盤はレコードも、そしてCDもすべて持っているのだけれど、

このベストアルバムにははじめて聴く曲も入っていました。

…なるほど、最近出たアルバムは日本では発売されてないんですね…。

 

さて、このアルバムをiPodに入れ、聴きはじめた頃、

高校時代の友人から久しぶりにメールが入りました。

それは今度ライブで「The last chance texaco」を歌うのだという連絡。

何と言うタイミング!

(なんだか彼女との音楽の見えない糸を感じてしまった…笑。

私たち二人とも大好きだったからね、リッキーさんが。)

 

 

「The last chance texaco」が収録されているファーストアルバム。

その昔、このジャケットを飾ってあるお店(Bar)もあったりしました。

当時、かっこいいジャケットのLPレコードは飾ってあることがよくあったのです。

(そのBarに行ったのは大学卒業して就職してからのこと…

高校時代ではありません、笑。)

このアルバムの中の「COMPANY」という曲が一番好き。

 

今日(6/24)、その友人のライブを聴いてきました。

彼女の歌う「The last chance texaco」。

懐かし過ぎて、涙が出てしまいました。(^^;

ところで、最初に彼女が歌の説明をしたのだけど、

texacoって、いわゆるハイウェイサービスとか道の駅のようなものだった…

ということをはじめて知りました。

(ずっと、土地の名前だと思ってた…(^^;)

夜のハイウェイでBGMで流して聴くのが、きっと一番合うと思う曲です。