Kazenonaka

「風の小径」のさらに小径

40年ぶりのエドガー。

 40年ぶりに「ポーの一族」の続編が出た。

雑誌の発売日に手に入れることが出来なくて、フラワーズ7月号は品切れ。

でもきっと、私のように久しぶりに読みたいと思った人が多かったのだろう。

異例の重版が決定(6/11再販予定)し、

またデジタル版も本日発売された。

月刊flowers 7月号 [雑誌]

月刊flowers 7月号 [雑誌]

 

 というわけで、私はこのデジタル版を早速ダウンロード、^-^

40年ぶりのエドガーとアラン、絵柄がずいぶん変わっているので、

何となく違う物語を読んでいる感じがしないでもない…。^-^;

続きは冬頃の予定だそうなので、それを待ちたいと思う。

 

あと、この7月号には

トーマの心臓のオスカーの話やエーリクの話も掲載されていて、

これはとても懐かしかった。

どちらも30年以上も前に読んだ話。

今、再び読み返したら、オスカーの話はずいぶんシリアスな話だった。

こんなシリアスな話を10代の頃読んでいたんだ、私…。

訪問者 (小学館文庫)

訪問者 (小学館文庫)

 

 

エーリクの話は、ハードカバーのカラー版(ストロベリーフィールズ)を

今でも大切に持っているが、話の内容はすっかり忘れていた、^-^;;

この本をはじめて買ったときの頃の気持ちがふっとよみがえる。

 

トーマの心臓 (小学館文庫)

トーマの心臓 (小学館文庫)

 

 「トーマの心臓」も思わず再読。

こうして読み返してみると、やっぱりあの頃の絵柄が好き。

 

ポーの一族 復刻版 限定BOX: フラワーコミックススペシャル

ポーの一族 復刻版 限定BOX: フラワーコミックススペシャル

 

 今日、友人からローズティーをいただいたので、

それを飲みながら、ポーの一族も読み返そう。

さっき復刻版をあらためてパラパラとめくってみたら、

萩尾望都作品集(赤い本)と作品の並びが違っていた。

復刻版は作品が発表された順。

作品集はわりと年代順に並び替えてあります。

(それでも多少前後しているけれど。)

 

私がポーの一族をはじめて読んだときは、

たぶん彼らと同じ年頃、中学生だったはず。

あれから40年という年月が流れて、私はずいぶん歳をとったけれど、

本のなかのエドガーやアランは14歳の少年のままだ。